激オークション002


凄オク」というオークションサイトをご存じですか?


「いまからオークションサイトを立ち上げるなんてチャレンジャーだ」、と思ったのですが、この「凄オク」のビジネスモデルを調べるにつれ、勝算の可能性のあるビジネスであることがわかりました。


結論からすると、熱くなると危険なオークションです。


画像にもあるようにPSPは、113円と安い価格で落札されています。
この落札金額をみたときに、同じ会社のひとから溜息が漏れました。
やっておけばよかったと。


この113円という価格は、これは落札者の価格です。
今回のPSPは、1円オークションといって、入札のたびに1円しか値上がりしませんので、113回入札されたことがわかります。

ここまでは普通のオークションと同じです。
ここからが「激オク」ならではの特徴があります。

「凄オク」のシステムでは、1回入札するたびに、1ポイント(75円(*1))が必要で、入札のたびにポイントを消費します。

このPSPは、113回入札されたので、113回x75円=8,475円が入札費として消費されました。

つまり、PSPの出品者(凄オク)は、8,475円+113円=8,588円の収入となります。
PSPの価格は18,000円程度なので、凄オク側はマイナスです。

激オク側はルーズしたといっていいでしょう。

ところが、その横の「Apple iPod nano 第5世代 8GB ピンク MC050J/A 」は、526回も入札されていますので、入札費として、525x75=39,450円が消費されており、実売価格14000円を超えているのです。

凄オク側からすると、さきほとどは違って、ウィン(win)な状態です。


冒頭で、危険なオークションと書きましたが、このオークションは入札者がうまく「損切りできるかどうか」が非常に重要です。

ひとり、あきらめが悪いヤツがいると、どんどん損失が膨らみ、落札するしかなくなります。

このipod nanoは、526回入札がありますので、入札者が10名いたとすえると、ひとりあたり52回入札してます。
52x75=3,900円と4000円ほどつぎ込んでいるのですね。


ipod nanoを実際に買うよりも10000円ほど安いので、まだまだ行けると思いがちですが、どこからか、新しい入札者が増えるたびに抜けられなくなり、強制的な賭けに参加させられてしまうことになります。


ひとりひとりから薄く課金し、結局は、実売価格よりも高く販売してしまうというビジネスモデル。

すごいですね。流行りすぎると警察に目をつけられそうな気もしますが。。。


(*1)30ポイントの価格は、2,250円なので、そこから75円を割り出し。